開発日誌

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[ サイト情報 ] [ その他の雑記 ] 東京ゲームダンジョン12出展

2026-04-26 21:28:10

5月3日に東京・浜松町で開催される「東京ゲームダンジョン12」に、昨年末から制作中の中華風探索RPG『蟠桃会異聞~仙界の宴』で出展することになりました。

「東京ゲームダンジョン」は、岩崎さんという方が主催されているインディーゲームのリアル展示会イベントで、個人のゲーム制作者が制作中のゲームを展示し、試遊や関連グッズ販売などを行うイベントです。東京では年に4回、その他大阪や名古屋などでも年に1~2回開催されている大規模なもので、今回は東京開催の12回目となります。

私は昨年2月、「東京ゲームダンジョン7」の頃から一般来場者として参加していましたが、このたび初めて出展側として参加することになりました。

当日は、昨年末から制作を開始した新作の中華風探索RPG『蟠桃会異聞~仙界の宴』を、最初のダンジョンのみ試遊可能です。

最序盤なので、そこまで多くの要素が解禁されているわけではありませんが、基本的なシステムやメインキャラ、何よりも独特な中華風の世界観というのは味わっていただけるものと考えています。

1プレイ15~20分程度かかるので、時間的にそこまで大勢の方に機会を提供できないかもしれませんが、ぜひ足を止めていただけると幸いです。

5月3日(日)、東京・浜松町の東京都立産業貿易センター・浜松町館で開催され、前売り券(現在は既に販売終了)は11:00~、当日券は12:00~で、どちらも1000円(18歳未満は無料)です。終了は17:00で、16:00以降であれば無料で入場可能です。詳細は東京ゲームダンジョン12公式サイトをご確認ください。

会場は2~4階の3会場にわたり、私のブースは2階の2B-11。当日受付の入口を入ってすぐのところなので、見つけやすいかと思います。

当日お越しになる方は、どうぞよろしくお願いします。

なお、中華風探索RPG『蟠桃会異聞~仙界の宴』の公式ページも用意しました。まだ情報は少ないですが、PVや誕生秘話なども掲載しているので、こちらもぜひよろしくお願いします。

[ ゲームリリース情報 ] [ 王国の英雄 ] [ サイト情報 ] 『王国の英雄』がアプリになった

2026-03-10 19:38:12

昨年夏にリリースした長編大河RPG『王国の英雄』が、このたびなんとスマホアプリになりました!

以前、ミニゲーム『夫婦戦争MZ(まさに絶体絶命)』をスマホアプリ化していただいた、ぬか漬けパリピマン様に、今回もアプリ化していただきました。ありがとうございます。

ただし現状はAndroid版のみの提供で、iOS(iPhone)版は未定です。

ダウンロード、プレイともに無料です。

アプリアイコンには、okaさんに描いていただいた主人公コバルトの上半身立ち絵も付いています。

Androidをお持ちの方は、Google Playストアで今すぐ「王国の英雄」を検索!

これまでもPLiCyのブラウザプレイ版であればスマホでもプレイは可能でしたが、アプリ化によってより手軽にプレイできるようになったほか、スマホ向け仮想パッドが付いたので、より操作が快適になっています。

課金要素はなく無料でプレイできますが、スマホアプリという性格上、一定時間ごとのプレイ開始時や宿屋宿泊時に動画広告が流れます。

なお、動画広告からの復帰時に音声が止まる場合があるため、確認ダイアログが表示されます。いちいちOKを押さないといけないので少々面倒ですが、お付き合いください。

基本的にゲームの内容に違いはありませんが、アプリ版の特典として「アイテムくじ引き」の機能が加わっています。

1時間に1回、メニュー画面からくじ引きができ、動画広告の視聴と引き換えに、貴重な消耗品アイテムやお金が手に入ります。

そこそこのお金やMPを回復する魔法の薬草などがもらえるので、こまめに引けば冒険がぐっと楽になります。

レア枠としてエリクサーなども当たるので、これでもうエリクサー症候群に陥ることはありません。ピンチになったら躊躇することなく使いましょう。

数量限定だった回帰の砂時計も当たるので、スキルポイント(SP)の振り直しもそこそこ柔軟にできるようになりました。レア枠なので、そこまで自由自在というわけにはいきませんが。

また、機種変更などに備えてセーブデータの保存や上書きができる機能も付けていただきました。ただし、アプリ版のセーブデータと、PLiCyのブラウザプレイ版やPCのダウンロード版との連携はできませんので、ご了承ください。

難易度はやや高めですが、詳しい攻略情報なども当サイトに用意してあります。

スマホアプリ(Android)版『王国の英雄』も、ぜひプレイしてみてください!

[ テクニック ] [ 素材 ] [ プラグイン/スクリプト ] ルビ表示プラグインを大幅機能拡張

2026-01-19 19:11:23

過去に公開した「ルビ表示プラグイン(PANDA_RubyText.js)」の機能を大幅に拡張しました。

旧バージョンとプラグイン名は同じであり、機能的にもアップデートであるため、旧バージョンを利用されていた方も今回の新しいバージョンに差し替えれば、そのままお使いいただけます。

ただし、独自のUI要素に合わせて改造されていたりした場合には、プラグインパラメータの再設定が必要になる場合もあります。念のため、旧バージョンのプラグインファイルをバックアップしておいてから新しいバージョンに差し替えて、支障が出ないか確認の上でご利用ください。

なお、テキスト表示周りの仕様が異なるため、前回に引き続きRPGツクールMZ専用のプラグインとなります。

2026-01-23追記:「選択肢の表示」の高さ調整に対応しました。

2026-02-11追記:選択肢にルビの有無が混在した時に高さがズレる不具合と、通貨単位にルビを含むと金額の位置がおかしくなる不具合を修正しました。

ルビプラグインの基本機能

この「ルビ表示プラグイン(PANDA_RubyText.js)」は、RPGツクールMZが発売された1ヶ月後くらいに公開したかなり古いものですが、拙作プラグインの中でも非常に好評いただいているプラグインです。

具体的には{漢字|かんじ}のように、ルビ(ふりがな)を振りたい文字を{ }で囲んで、|の手前に漢字、後ろにルビを記述すれば、ルビ付きのテキストとして表示されるようになります。

この手軽さと、「文章の表示」によるメッセージテキストだけでなく、アクター名、職業名、スキル名、アイテム名、敵キャラ名、およびスキルやアイテムの説明文や、戦闘メッセージ、マップ名など、必要と思われる場所は基本的に全てルビ表示に対応している点で、非常に便利なプラグインとなっていました。

今回の拡張機能

そんな便利なプラグインでしたが、不満がないわけではありませんでした。

今回、その不満点をできる限り解消し、Version 2としてアップデートしました。

フォントサイズ変更時の不具合修正

メッセージの表示では制御文字の\{\}\FS[n]でフォントのサイズを変えることができます。

行の途中でフォントサイズを変えた時、本来は文字が行の高さの中央揃えになるべきところ、このルビプラグインを導入していると上辺に揃ってしまうという不具合がありました。

自分ではフォントサイズの変更を使うことがなかったので気付きませんでしたが、ギャグテイストの作品では多用される傾向にあります。

新バージョンではその挙動を改善して、ちゃんと文字が行の縦中央に揃うようになりました。

▲ フォントサイズを変えてもちゃんと縦中央に揃うようになった

ルビの字間調整

例えば{不死身|ふじみ}のような漢字3文字に対してルビ3文字の場合、これまではルビが漢字3文字の中央に寄ってしまい、あまり見栄えが良くありませんでした。

{不|ふ}{死|じ}{身|み}のように1字ずつ設定すればいいのですが、かなり面倒です。

新バージョンでは、プラグインパラメータの「ルビの字間調整」をONにすると(デフォルトでON)、漢字に比べてルビの文字数が少ない時に、ルビの字間を適宜調整して、中央に寄りすぎないようにしてくれます。

地味に気になっていた部分なので、今回キレイに調整できたのがよかったです。

▲ 「不意打ち」や「可能性」のルビがいい感じに調整されている

ルビのない行の高さ調整

旧バージョンは、ルビが有効なウィンドウでは常にルビ分の高さを確保するため、アイテムやスキルでルビを含まない名前の場合、文字が項目枠の下に寄ってしまって見栄えがよろしくありませんでした。

そこで、プラグインパラメータの「ルビ無しの行高さ調整」をONにすると(デフォルトでON)、ルビを含まない項目の表示では、ルビ分の高さを確保せず通常の高さで文字を表示するようにしました。

もともとは、ルビのある項目とない項目とで文字の縦位置が異なるのは気になるかと思い、旧バージョンではそれを調整していませんでした。ですが実際に調整してみたところ、項目同士がかなり離れているため高さの違いはそこまで気にならず、逆にアイコンと縦位置が揃うことで見栄えがきれいになりました。

なお、「文章の表示」によるメッセージや、戦闘ログの表示、アイテムやスキルの説明欄など、文章を表示するウィンドウでは、行によって高さが異なると違和感があるため、この調整は反映されません。

2026-01-23追記
当初は「選択肢の表示」で出る選択肢も調整が無効でしたが、Ver.2.0.1で高さ調整に対応しました。

▲ ルビを含まない項目も選択肢の縦中央に配置される

ルビ有効/無効の設定方法

旧バージョンではデフォルトでルビの表示は無効になっており、特定のウィンドウのみ有効にする方式をとっていました。

▲ 旧バージョンでは縦位置調整がないためコマンド項目が下に寄ってしまう

これは、前述の「ルビ無しの行高さ調整」が旧バージョンにはなかったため、全てのウィンドウでルビを有効にしてしまうと、タイトル画面のコマンドウィンドウなどルビが不要なウィンドウでは、項目名が枠の下辺に寄ってしまって見栄えが悪いという理由でした。

しかしこの方式だと、標準以外のプラグイン等で追加されるウィンドウについては、プラグインを改造しない限りルビが有効になりません。

Window_***.prototype.isRuby = function() {
  return true;
};

という感じに、該当ウィンドウにisRuby関数を作成してtrueを返すようにするだけなので、書き換えは比較的簡単にしてありましたが、スクリプトが得意でないユーザーにとっては敷居の高いものでした。

今回、「ルビ無しの行高さ調整」の実装で項目名の見栄えも解消したこともあり、全てのウィンドウにおいてデフォルトでルビを有効にしました。

これにより、プラグインで追加したカスタマイズのウィンドウについても、特に改造なしでルビが自動的に有効になります。

特定のウィンドウではルビを無効にしたい場合は、プラグインパラメータの「ルビ無効ウィンドウ」で当該ウィンドウクラス名を指定します。

以下のウィンドウはほとんどのケースでルビが不要と思われるため、デフォルトで無効対象にしています。もし有効にしたい場合は、指定を削除してください。

  • Window_NameEdit(名前の入力欄)
  • Window_NameInput(名前の文字選択欄)
  • Window_DebugRange(デバッグ画面の範囲指定欄)
  • Window_DebugEdit(デバッグ画面のスイッチ・変数一覧)

注意点として、ウィンドウクラス名はWindow_StatusBaseなどの継承元の上位クラスではなく、Window_MenuActorなどの下位クラス名で指定する必要があります。上位クラス名を指定しても、そこから継承される下位のウィンドウがルビ無効になるということはありません。

なお、旧バージョンと挙動を同じにすることもでき、その場合はプラグインパラメータの「デフォルトでルビ有効」をOFFにし(デフォルトはON)、「ルビ有効ウィンドウ」でルビ有効にしたいウィンドウクラス名を指定します。

「ルビ無効ウィンドウ」と「ルビ有効ウィンドウ」で同じウィンドウクラスが指定された場合は、無効の方が優先されます。

戦闘画面のアクター名

現状、標準の戦闘画面におけるアクターステータスのみ、ルビ表示に対応していません。

理由は、このウィンドウのみコアスクリプト上の文字描画方法が異なるためです。

顔グラフィックに文字が被っているため、無理にルビを表示させても見づらくなるのと、アクター名は他の場所でも頻繁に目にするため、ここでルビがなくても大きな支障はないことから、無理に対応させる必要性は薄いと判断しました。

戦闘のUIはカスタマイズされることも多く、それによってはアクター名も支障なくルビが表示できる場合もあるかと思います。

▲ 戦闘画面のアクター名のみルビ非対応

ルビ振りの歴史

当サイトではもう15年前の和風探索RPG『天下御免!からくり屋敷』の制作初期からルビを振るシステムを実装しており、これまでも「RubyでRubyを…」、「ツクールでルビを振る」、「RPGツクールMZでルビを振る」と、数多くの記事を公開してきました。

昨年末から、新作の中華風探索RPG『蟠桃会(ばんとうえ)異聞~仙界の宴』(仮題)の制作に取り掛かっています。今回は中華風ということで『天下御免!からくり屋敷』同様、漢字の難しい固有名詞が多数登場する予定です。やはりルビが必須となるため、既存のルビ表示プラグインで気になっていた部分や要望のあったところを改善し、大幅な機能強化版として公開することができました。

ルビがあれば少々難しい言葉も躊躇せず使えて、文章の格を落とさずに済みます。実況プレイでもルビがあれば漢字が読めずに詰まるということがなくなるので安心です。和風や中華風の作品に限らず、積極的にとり入れて損はないと思いますので、ぜひご利用ください。

質問やアドバイスなどはコメント欄まで、お気軽にお願いします。素材利用条件などについては、このサイトについての「提供素材について」の項目などをご覧ください。

[ テクニック ] [ 素材 ] [ プラグイン/スクリプト ] 画像・音声・アニメーションのラグを改善

2026-01-12 22:08:29

RPGツクールMZにおいて、画像・音声・アニメーションを先読み(プリロード)し、表示・再生時のラグ(遅延)を軽減するプラグインを公開しました。

キャッシュの仕組みがMZとMVとで異なるため、本プラグインはRPGツクールMZ専用となります。

※ 2026-01-13追記 テストコードが残っていたので修正しました。

※ 2026-01-18追記 「敵キャラの変身」でエラーが出る不具合を修正しました。最新バージョンはVer.2.0.4です。

過去に「画像先読み改善プラグイン(PANDA_ImagePreLoad.js)」として似たようなプラグインを公開していますが、画像だけでなく音声(BGM/BGS/ME/SE)やアニメーションの先読みにも対応した、拡張版となります。

キャッシュと遅延

テストプレイ時やダウンロード版の場合はローカルから読み込むため、特にラグ(遅延)が気になるということはありません。

一方、PLiCyなどブラウザ版でプレイする場合は、画像や音声ファイルをサーバーからダウンロードしてくる必要があります。そのため、ファイルサイズが大きい場合やサーバーが混雑している場合は、表示・再生時のラグが顕著に発生します。

一度読み込んだファイルはブラウザの機能としてキャッシュされるため、次からは遅延なく表示・再生されますが、最初は一定のラグが生じます。特にサーバーが重い場合は、かなりの遅延になることもあります。

RPGツクールMZの先読みの仕組み

RPGツクールMZのコアスクリプトには、ラグを軽減するための仕組みが標準で備わっています。

過去の記事でも詳しく書いていますが、RPGツクールMZのデフォルトシステムでは、イベントの開始時にイベントコマンドの先頭から200行目までを走査して、その中に登場する「文章の表示」の顔グラフィック画像と「ピクチャの表示」のピクチャ画像を、先に読み込むようになっています。

事前にファイルを読み込んでキャッシュしておくことにより、実際に画像を表示する際に素早く表示できる仕組みになっています。

しかしながら、イベントコマンドが200行を超えるような場合、途中で200行目以降を追加で先読みするといったことはないため、長いイベントの場合は途中からラグが目立つようになってしまいます。

また先読みされるのは「文章の表示」の顔グラフィックと「ピクチャの表示」のピクチャ画像だけなので、それ以外の画像や音声、アニメーションなどは別の方法で事前に読み込むしかありません。

画像先読み改善プラグイン(PANDA_ImagePreLoad.js)の限界

過去に公開した「画像先読み改善プラグイン(PANDA_ImagePreLoad.js)」は、デフォルトの仕組みを改善し、任意の行数(イベントコマンド全行も可)を対象に先読みできるようになり、また先読み対象のイベントコマンドも「遠景の変更」と、「移動ルートの設定」の中の「画像の変更」に対応しました。

これはかなり画期的なプラグインでしたが、「アクター画像の変更」や「タイルセットの変更」など、全ての画像ファイルには対応していなかったのと、音声ファイルやアニメーションにも未対応だったため、これで万事解決というわけには行きませんでした。

リソース先読みプラグイン(PANDA_ResourcePreLoad.js)

そこで今回、画像ファイルのダウンロードを要するほぼ全てのイベントコマンドと、音声・アニメーションの先読みにも対応した拡張版を、作成・公開しました。

具体的には以下のイベントコマンドに対応しています。

頭に*が付いているのが今回新たに追加されたコマンドです。旧プラグインにあった機能は全て、今回の新プラグインにも含まれています。

  • 「文章の表示」で使用される顔グラフィック
  • *「メンバーの入れ替え」で加えられたアクターの各種画像ファイル
  • 「移動ルートの設定」中の「画像の変更」で使用される画像ファイル
  • *「移動ルートの設定」中の「SEの演奏」で使用される音声ファイル
  • *「アニメーションの表示」で使用されるアニメーション
  • 「ピクチャの表示」で使用される画像ファイル
  • *「BGM/BGS/ME/SEの演奏」で使用される音声ファイル
  • *「戦闘BGM/勝利ME/敗北ME/乗り物BGMの変更」で使用される音声ファイル
  • *「アクターの画像変更」で使用される各種画像ファイル
  • *「乗り物の画像変更」で使用される画像ファイル
  • *「タイルセットの変更」で使用される画像ファイル
  • *「戦闘背景の変更」で使用される画像ファイル
  • 「遠景の変更」で使用される画像ファイル
  • *「敵キャラの変身」で変身後の敵キャラの画像ファイル
  • *「戦闘アニメーションの表示」で使用されるアニメーション

先日の記事「ブラウザプレイでBGMと演出のズレをなくす方法」の時はまだ本プラグインがなかったので、「タイルセットの変更」など一部機能は工夫して対処が必要でしたが、今回のこのプラグインで「タイルセットの変更」にも対応しました。遅延対策がより簡単にできるようになったので、ぜひご利用ください。

プラグインコマンド

また、イベント開始時の自動的な先読み以外にも、任意のタイミングで任意の画像・音声・アニメーションを個別に先読みできるよう、プラグインコマンドも各種用意しました。

イベント開始時の先読みだけでは対応できないケースなど、必要に応じてお使いください。

プラグインコマンドはそれぞれ以下のようになっています。

画像先読み
/img/フォルダ以下の任意の画像ファイルを先読みします
タイルセット先読み
指定したタイルセットの画像ファイルを先読みします
音声先読み
/audio/フォルダ以下の任意の音声ファイルを先読みします
アニメーション先読み
任意のアニメーションを先読みします
先読み行数指定の廃止

以前のプラグインは、先読み対象の行数をデフォルトの200行から、プラグインパラメータで指定した任意の行数に変更するという仕様で、行数を0と指定すると全ての行が対象になるというものでした。

あまりに長いイベントの場合は全行読み込みにすると、イベント開始時に先読みの時間がかかりすぎてしまうための仕様でしたが、実際にこの制約に引っかかることは稀で、ほとんどの場合が全行先読みにしていると考えられることから、行数の指定は廃止し、常にイベントコマンドの全行を開始時に走査する仕様に改めました。

これによってプラグインパラメータの指定が不要になり、単純に導入するだけで使えるようになりました。

ただし、本当に膨大なイベントであったり、大量のリソース先読みを必要とするイベントの場合には、事前読み込みの処理に時間がかかってしまう可能性もありますので、ご注意ください。

プラグイン更新の際の注意点

もともとは「PANDA_ImagePreLoad.js」というプラグイン名でしたが、画像だけでなく音声やアニメーションにも対応したことで「Image」では誤解を招くため、プラグイン名を「PANDA_ResourcePreLoad.js」に変更しました。

プラグイン名の変更により、「画像先読み」のプラグインコマンドを使用している場合は、プラグインコマンドの再設定が必要になります。

「画像先読み」のプラグインコマンドを使用していない場合は、そのまま今回の新プラグインに置き換えが可能です。

プラグインコマンドの使用が数カ所の場合も、今回の新プラグインの方が高機能なため、なるべく置き換えをお勧めします。その場合、お手数ですがプラグインコマンドは新しいプラグインのもので再設定をお願いします。

「画像先読み」のプラグインコマンドを大量に使用しており、全て修正するのが現実的でない場合は、旧プラグインと新プラグインの併用も可能です。併用による実害はないはずですが、イベントコマンドの走査や画像の読み込みを二度行うことになるため、多少重くなることがあり得ます。なお、併用する場合は必ず今回の新プラグインの方を後にしてください。

未対応事項とまとめ

前提としてそのイベント内のリソースを先読みするものであるため、戦闘で出現する敵キャラの画像や、戦闘行動で使用するスキルのアニメーションなどを先読みする機能はありません。

またキャッシュの仕様上、移動先のマップデータを先に読み込むとか、次に起動するイベントの内容を事前に読み込んだりといった機能もありません。

デフォルト機能以外の、立ち絵の自動表示やUI関連の表示なども特に対応していないので、プラグインコマンドによる先読みを適宜利用して工夫してください。

イベントコマンドの「ムービーの再生」も、動画ファイルはファイルサイズが大きく、先読みするとかえって重くなる可能性があるため、対応していません。

このように未対応の機能はいくつかありますが、現実的なラグ対策としては十分な機能を備えていると考えています。ぜひ導入していただき、快適なプレイ体験を提供してください。

質問やアドバイスなどはコメント欄まで、お気軽にお願いします。素材利用条件などについては、このサイトについての「提供素材について」の項目などをご覧ください。

[ サイト情報 ] [ その他の雑記 ] 2025年総括

2025-12-31 12:21:12

早いもので2025年ももう大晦日。

21世紀ももう四半世紀が過ぎるということで、時の流れの速さに恐れおののきつつ、年末恒例の総括のお時間です。

長編大河RPG『王国の英雄』完成!

まず今年は何と言っても長編大河RPG『王国の英雄』の完成・公開です。

2020年の9月から制作を開始し、毎年のように来年には完成を目指していますと言ってきた本作ですが、丸5年の歳月をかけて2025年8月末に完成しました。

6月にβテスト版として先行公開した時から多くの方にプレイいただき、8月末にPLiCyで正式リリースしてからは、現在までに1万を超えるプレイ数を記録しています。

けっこうな長編であり、同じ人が数十回はプレイするため、他の作品と単純に比較できるものではないですが、かなり多い部類には違いなく、嬉しい限りです。

9月末に出したダウンロード版も通算で約1500回となりました。これも何度かアップデートをしているため、単純なプレイ人数とは異なりますが、大勢の方にプレイしていただけたものと思っています。

お陰様でPLiCyの「ゲームコンテスト2025」では敢闘賞を受賞しました。自作品の受賞は初めてで、スタッフからのコメントも「攻略のヒントが幅広く散りばめられている」「ボス戦がなるべく強制突入にならない」など、意識した点を的確に評価していただきました。ありがとうございます!

プレイ動画やプレイレポート、感想やレビューなど、数多くいただいており、ありがたい限りです。引き続きよろしくお願いいたします。

ツクラーショウケース

上記に関連して、6月にはshinさん主催の「ツクラーショウケース」にサプライズツクラーとして出演させていただきました(ただし当該回は出演者全員がサプライズツクラー枠)。

3月頃に出演オファーをいただき、6月中頃ならば『王国の英雄』も完成……が見えている頃で、作品のプロモーションにもちょうど良いよいうことで、引き受けさせていただきました。

詳しくは「ツクラーショウケースに出演しました」の記事をご覧ください。

PV制作は苦労した点も多かったですが、根気強く修正を続けた結果、満足のいく出来になりました。何より当日、とても盛り上がったのが嬉しかったです。

こちらが当日放送したPVです。

このツクラーショウケースの翌日に先述のβテスト版を公開することにしました。まさに作品完成のきっかけを作ってくれたと、感謝しています。

イベント参加

去年の総括で、来年はイベント参加やイベント出展も視野に入れていると述べた通り、2月に「東京ゲームダンジョン」に顔を出して以来、リアルのインディーゲームイベントにちょくちょく参加し、同じツクラー、ゲーム制作者さんと交流させていただきました。

出展の方は、11月の「クリエイターズ文化祭」と12月の「マイゲームフェス」に出展参加させていただき、『王国の英雄 モブキャラファンブック』という謎の本を配布しました。普段は見過ごされがちなモブキャラについて、設置コンセプトや台詞の裏の意味、制作時の苦労話などを余すところなく書けたので、作っていてとても楽しかったです。

イベントの出展については、前述のツクラーショウケース出演も含めていずれもオンラインイベントばかりでしたが、来年はリアルイベントへの出展も視野に入れようかと思っています。

プラグイン

プラグインは今年もいくつか公開しました。

既に重要なプラグインは昨年までに開発してしまったので、今年は比較的小規模なプラグインが多かったですが、それでも『王国の英雄』の正式リリースを控えて作品の仕上げで作成したプラグインを、7~8月頃に立て続けに公開しました。

ステート重複付与無効プラグイン(PANDA_NoDuplicateStates.js)」や「混乱時行動改善プラグイン(PANDA_FixedConfusionAction.js)」など、地味な機能が多いですが、どれもデフォルトの仕様の今イチな点を修正するプラグインなので、戦闘や演出の調整にこだわりたい方には役に立つものだと思います。

反響の多かったものとしては、11月に公開した「ターゲット条件指定プラグイン(PANDA_ActionTargetCondition.js)」です。2月頃に仮組みしてからずっと温めていたもので、『王国の英雄』に組み込んでみて特に問題が出なかったことから、ようやく公開したものです。メモ欄を使わずに設定ができる点と、賢い敵の行動が簡単に実装できるため、自分でも気に入っているプラグインです。

また、9月公開の「ダミータイル非表示プラグイン(PANDA_EditorOnlyTiles.js)」は、来年に予告されているRPGツクールMZのアップデートで通行可不可の可視化機能が実装されると不要になりますが、MVでは引き続き必要になるのと、カウンター属性や四方向通行設定など単純な通行可不可以外の設定はおそらく可視化してくれないので、MZにおいても引き続き有効なプラグインなのではないかと思っています。

他にも、『王国の英雄』で作成したもののまだ公開していないプラグインなどもいくつかあるので、来年はそういったものも整備して公開していければと思います。

その他の活動

SSL対応になりました」で述べたように、8月に当サイト「werepanda.jp」が開設15周年を迎え、それと同時にサイトがSSL対応となりました。

ただの個人サイトでそこまでするのは……と思って保留していましたが、プラグイン等をダウンロードする際にブラウザで警告が出てしまうという実害が出ていたのと、先述のリアルイベント参加に向けて名刺を作る(名刺にサイトのURLを掲載する)ため、SSL対応するなら今だとなりました。

また12月には毎年恒例の「アドベントカレンダー」に参加して、「ブラウザプレイでBGMと演出のズレをなくす方法」という記事を投稿しました。

特にPLiCyなどのブラウザ版で顕著な遅延対策をいくつか記述しました。どれもやっておくに越したことはない対策ばかりで、ブラウザ版に限らずダウンロード版でも若干の遅延は発生するので、ぜひ参考にしていただければと思います。

2026年の抱負

さて、来年2026年に向けて。

12月の頭頃から、新作の制作に取り掛かっています。

その名も中華風探索RPG『蟠桃会(ばんとうえ)異聞~仙界の宴』(仮題)。

過去作である和風探索RPG『天下御免!からくり屋敷』のEXボスとして登場した西王母・麻姑・百花仙子・嫦娥を主人公パーティーに据えて、『天下御免!からくり屋敷』と同様のハクスラ系ダンジョン探索RPGを、今度は舞台を中華世界に置き換えた作品です。

構想自体は5年前に『王国の英雄』を制作開始する際に、別の作品案として浮かんでいたものですが、5年の歳月を経て新作として制作開始することになりました。

今回はストーリーも特にないハクスラ系で、『天下御免!からくり屋敷』の時のような続編ダンジョンなども特に予定しておらず、かつこれまでの作品を通じて制作ノウハウはかなり溜まっているので、1年半程度での完成を目標にしています(ホントかな)。

さすがに来年中の完成は考えていませんが、完成の目途が立っている程度にはなっていることを目標に頑張ります。進捗はX(旧twitter)でも上げていきますので、楽しみにしていてください。

本年はどうもありがとうございました。

また来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。