開発日誌

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[ 天下御免!からくり屋敷 ] 暮れゆく2018年

2018-12-31 18:19:26

今年はついに和風探索RPG『天下御免!からくり屋敷』を正式公開し、実に意義深い1年となりました。プレイしていただいた皆様、本当にありがとうございました。

そんな2018年も大晦日。反響が思ったより少なかったのが心残りですが……w

夏あたりから続編の制作もスタートし、あまりの先の長さにやや停滞気味ですが、1編の途中までは着々と完成しています。懸案だったザコ敵用の共通敵グループも、何とかうまく実装できているようです。

愛知県豊明市の史蹟桶狭間古戦場

今は、織田信長が今川義元を破ったことで知られる、桶狭間の戦いのイベントシーンを作っています。

これにあたっては、実際に愛知県の桶狭間古戦場跡を旅行がてら訪れて、だいたいの地形を把握したりしました。そこまで厳密にはマップに反映させられてはいないのですが、ゼロから組むのに比べれば、かなり助けになりました。また、現地の案内ボランティアの方から聞いたエピソードを、イベントとして盛り込んでみたりしています。そんなことをしているから、肝心の制作が遅れていくんだ、と言われそうですけど……。

▲ 今川義元の顔グラは、そらまにぶろぐ様の素材を使わせていただいています

▲ 敵味方が入り乱れた、わちゃわちゃとした合戦のシーンを再現しています

約半年でようやく1編……。一応、当初の予定よりも数を減らして、全28編ぐらいを制作するつもりなのですが、この調子だと10年以上かかる計算になりますね(汗)。さすがにそんなに時間をかけてはいられないので、2019年のうちに途中までリリースできることを目標に定めたいと思いますが、さてどうなることやら。

[ 天下御免!からくり屋敷 ] 敵グループが足りないっ!

2018-10-05 00:32:57

敵グループの数って、上限999なんですね……。

各階層にはザコ敵が3種類いて、それぞれ1〜3体の全組み合わせに、4〜5体の組み合わせいくつかを合わせて、1階層あたり25のザコ敵グループを作っています。これに強敵、ボス敵、特殊敵などのグループを加えて、天界編までで既に約750の敵グループを消費しています。

あれ? 続編の1章=1階層として、この調子で敵グループを作っていたら、7〜8章分くらいしか残ってなくね?

というわけで、ザコ敵はどうせバトルイベントも共通でOKですし、敵キャラの番号だけ指定してやれば、新たな敵グループを自動的に生成してくれるスクリプトを組みました。敵キャラの配置がいい感じになるよう、X座標を計算するのが面倒でした……。

ボス敵は、バトルイベントなども必要なことが多いので、通常通り敵グループを作る予定です。でも、1章につき10体ぐらいはボスを用意しようとすると、あれ? それでも25章分くらいしか残ってなくね?

[ 天下御免!からくり屋敷 ] 新スキル・画像加工

2018-09-16 03:23:24

1週間で2幕も進んだぞ! やればできるじゃん、自分。

まあ、一幕は顔見世的な意味合いもあって、無駄に登場人物を多くしすぎたせいで、時間がかかっていたというのもありますが、この調子でばんばん制作していきましょう。

そしてここで、馬に乗っている織田信長とか、正装姿の織田信長とかのキャラグラが必要になったので、今までほとんどやったことのなかった、画像加工にチャレンジ。といっても、顔のすげ替えとか、色合いの変更とか、その程度ですけど……。

主に使用している画像編集ソフトはGIMPですが、レイヤー機能を使えば、画像の一部分の入れ替えとか色変更とかが、やりやすいことを知りました。これでキャラグラもいろいろ量産できそうです。やればできるじゃん、自分。

しかし、長い台詞の掛け合いに、幕間寸劇まであり、こんなので本当に大丈夫かな……。あまり一つのイベントが長々しいのは好きではなく、本編でもボス戦前の台詞の掛け合いは、せいぜい3〜4往復くらいに抑えていたのですが、ここへ来て4〜5分近いイベントの連続。台詞は極力削って、ほぼ全てが何らかの伏線になるくらいに無駄を排除してはいますが、ほのかに不安になってきたぞ……。

[ 天下御免!からくり屋敷 ] 一幕完成

2018-09-08 22:48:03

歴史編の制作に取りかかり始めて約3週間で、ようやく1編の1幕が完成しました。

1編だけで7幕あって、全部で35編ある予定……あっ、これ何年もかかるフラグだ……!

後に引けないようにするために、進捗状況を公開していきますので、気長にお待ちください。さすがに、数編が完成したところで部分公開していく予定です。それすら何年後とかになるかもしれませんが……(汗

我ながら、MVのキャラクター生成から加工して作った新顔グラが、なかなか悪くない出来だったので、この調子で進めていこうと思っています!

▲ 信長の小姓時代の前田利家。当初はチョイ役の予定が、濃いキャラに育った。

▲ 父・信秀の位牌に抹香を投げつける信長。日本史の著名シーンを再現していきます。

[ 天下御免!からくり屋敷 ] [ 素材 ] 深刻な素材不足

2018-09-04 02:20:41

勢い込んで歴史編の制作に取りかかったはいいものの、危惧していた通り、手持ちのRTPと和素材だけでは、素材が全然足りないことが判明しました。

敵グラは何とか使い回して、キャラグラも小さいから何とかごまかせるとして、問題は顔グラ。もともとバリエーションが少ないのを頑張って使い回していたのですが、同時に登場する人物が一気に増えて、しかも江戸時代じゃないのにチョンマゲだと違和感あるので、メインの人物はともかく、サブの人物の顔グラに困っています。

和風の素材を提供されているサイトは回って、いくつかは使えそうなものを見つけましたが、どうしても若者の人物が中心になるため、中年オッサンの家臣団5〜6名分の顔グラ(…。)、とかいう要望は満たせません。

しかし、「RPGツクールMV」のキャラクター生成機能は、クリーチャー生成器だったVX Aceのものに比べて格段に進化しており、マトモなキャラクターが作れるようで、髪型や襟元の服装も和風で違和感ないパターンがいくつかありました。装身具とかこれ以外のバリエーションは、パーツ素材集を買えばよさそう。

VX系の顔グラとの違いは、サイズが1.5倍なのと、顔の向きが左右逆になっているので、これくらいなら反転と縮小で(私でも)簡単に加工できます。ただ、VX系に比べてMVの顔グラは、全体に占める顔の割合が一回りから二回りほど小さいようで、そのままサイズを縮小しただけでは激しく違和感があり、MV規格の144×144の元画像から、顔を中心に112×112を切り取って、それをVX規格の96×96に縮小してやったら、割と違和感ないものができました。

というわけで、どこに需要があるんだよって感じですが、試作版の顔グラセットを素材として提供します。これはMV標準のパーツだけで作ったので、RPGツクールMVの正規ユーザーならお使いいただけます。素材利用条件などについては、このサイトについての「提供素材について」の項目などをご覧ください。